2025年3月4日
ファッション初心者
普段の服選びで『なんかイマイチ…』と思うことはありませんか? それ、もしかすると“キレイめ”と“カジュアル”のバランスがうまく取れていないのかもしれません。
よくファッション雑誌や、ファッション系インフルエンサーの方々が、こういう時はこのアイテムを使ってバランスをとると良いといった発言をされますが、これはまさにこのキレイめとカジュアルのバランスのことです。
日本一?のファッション系YouTuberのげんじさんはよくそのバランスをとることを「中和する」という言葉をよく使っています。
このバランスをとることがオシャレをする上で重要になってくるので、今回はその違いと重要性について記載してみたいと思います!
服のキレイめとカジュアルの違いは色別、アイテム別、シルエット別、デザイン別、素材別等によって変わってきます。
以下の表では、それぞれの『キレイめ』『カジュアル』の違いをまとめました。自身のコーデを考えるときの参考にしてみてください。
キレイめ | カジュアル |
---|---|
モノトーン(ブラック、グレー、ホワイト) | モノトーン以外(特に原色系はドカジュアル) |
キレイめ | カジュアル | |
---|---|---|
アウター | コート、テーラードジャケット | ダウン、ブルゾン、カバーオール |
トップス | シャツ、ニット | Tシャツ、スウェット |
パンツ | スラックス | デニム、チノパン |
靴 | 革靴 | スニーカー |
時計 | アナログ3針 | Gショック(デジタル) |
その他 | レザーバッグ、シルバーアクセサリー | バックパック、キャップ |
キレイめ | カジュアル |
---|---|
細身、ジャスト | オーバーサイズ、リラックス |
キレイめ | カジュアル |
---|---|
無地、加工なし | プリント、チェック柄、ダメージ加工 |
キレイめ | カジュアル |
---|---|
ウール、ツイード、レザー、シルク(上品な光沢感や滑らかな質感) | デニム、スウェット、ナイロン、コットン(ざらついた質感) |
上記以外にも色々アイテムやデザイン等あるかもしれませんが、代表的なものをあげさせていただきました。
このように服はいくつかの要素でキレイめなのかカジュアルなのかに分けることができます!
周りからオシャレと思われるには全身100%キレイめでも100%カジュアルだとなかなか難しいんです。
100%キレイめといえばスーツが該当すると思いますが、私服として着ると違和感と言いますか、今日仕事?ってなりますよね。
逆に100%カジュアル、これは案外着てる人も少なくないかもしれませんが、上から下まで全部カジュアルなアイテムを着用していると子供っぽいというイメージを持たれてしまいます。
そこで上半身がキレイめなら下半身はカジュアルにする、アイテムがカジュアルなら色や素材はキレイめなものを選ぶ、色がモノトーン以外ならキレイめなアイテムにする等で全体のバランスをとるといったことが重要になってきます。
もし赤のパーカーに、ダメージの入ったブルージーンズ、スポーツ系のスニーカーといったように、色もアイテムも素材も全てカジュアルなもので全身組むと、まさに全身ドカジュアルとなります。
そこでパーカーを使いたい場合は、例えばパーカーの色を黒にする、ジーンズではなくスラックス(もしくはダメージのない濃い色のデニム)、スニーカーではなく革靴にする(もしくはシンプルな白レザースニーカー)にすると印象が大分変わります!
※あくまで一例ですが!
ChatGPTで生成したイメージ画像です。
ファッション初心者の方はまずモノトーンのものを選べば良いと言われること多いですが、それは色がキレイめなのでどのようなアイテムを選んだとしても使いやすいからなんですよね!
「じゃあ、全身カジュアルはダメなの?」と思う方もいるかもしれませんが、実は全身カジュアルでもオシャレに見える人はいます。
その違いは何かというと、髪型やメガネ、アクセサリーなどの小物をうまく使っていることが多いです。例えば、シンプルなTシャツ&デニムでも、髪型が整っていたり、メガネやアクセサリーで雰囲気を作っていたりすると一気にオシャレに見えることも。
ただ、こういうスタイルがハマる人って、ファッションを知り尽くした上で、あえてカジュアルに寄せていることが多いです。要するに、「全身カジュアルでもオシャレに見せるセンスや雰囲気を持っている」わけですね。
逆に、何も考えずに全身カジュアルにすると、「ただラフな格好の人」になりがちなので、最初はキレイめアイテムを少し取り入れてバランスを取るのがおすすめです!
いかがでしたでしょうか!
よくオシャレはセンスのありなしと言われることもあります。
もちろんそれもあるかもしれませんが、決してそれだけではなく、今回紹介したように服にはキレイめとカジュアルがあって、そのバランスをとるように組み合わせればよいことを、ただ知ってるか知っていないかだけという点もあるんですね。
まずは手持ちの服をチェックして、『カジュアルに寄りすぎてるかも?』と思ったら、一つキレイめアイテムを足してみましょう!