2025年2月14日
ファッション豆知識
ここ数年でまたデニムのブームがきていますね。
どのショップに行ってもパンツはもちろん、トラッカージャケットとかカバーオールとかデニムアウターも多く販売されてると思います。
デニムで有名なブランドとして「LEVI’S(リーバイス)」「LEE(リー)」「EDWIN(エドウィン)」等がありますが、最近はUNITED ARROWSやURBAN RESEARCH等のセレクトショップ等でもオリジナルの商品を販売していますよね。
またセレクトショップとデニムブランドとのコラボや別注アイテムもよく見かけます。
そのデニムのアイテムを選ぶ時、「リジッド」「ワンウォッシュ」「ユーズド加工」などの種類があるかと思いますが、その違いが気になる人も多いのではないでしょうか?
今回は簡単ではありますがそれぞれの特徴と魅力について記載してみます。
デニムがジーンズ等の形になった時、生地には糊がついたままになっていてカチカチです。
※リジッド「Rigid」は固い、硬直したという意味がある。
そこで洗い加工をすることで糊が落ちて生地が柔らかくなって最初から穿きやすい状態になります。
通常ショップで販売されてるデニムの多くがこの洗い加工がされているものになるのですが、リジットはこの洗い加工がされていない状態のデニムを指します。
またこのリジッドの中にも2つの種類があります。
※防縮加工とは洗っても縮みにくいようにする特殊加工のこと。
リジットの特徴としてはインディゴの色が濃く、硬い履き心地で履き込むことで自分だけの色落ちが楽しめるところです。
メリットとしては経年変化を楽しめる、自分の体に馴染むといったことがあります。
デメリットとしては最初は硬くて穿きづらい、洗うと縮む可能性があるためそれを考慮してサイズを選ぶ必要もあるというところです。
また色の表記としてインディゴ(深いネイビー)を「リジッド」と書かれる場合もあります。
リジットと違い、出荷前に工場で一度洗い加工されたデニムです。
洗いがかけられていることにより縮みが落ち着いていて、リジッドほど硬くないといった特徴があります。また色としてもリジッドの状態に近い濃いインディゴのものが多いです。
メリットとしては洗ってもリジッドほど大きく縮むことがなく購入時のサイズが把握しやすい、最初から柔らかく穿きやすい等があります。また色落ちも大きくすることはなく、購入時の色を長く保ちやすいです。
デメリットとしてはリジッドほど色落ちや経年変化が期待できず、人によっては物足りないと感じる可能性があります。
新品だけど古着っぽく加工されたデニムになります。
色落ちだけでなく、擦れや破れ等のダメージ加工を付け加え、長年穿き込んだ(着込んだ)デニム感を味わうことができます。
代表的な加工としては以下のものがあります。
メリットしては買った時からずっと穿き込んだ雰囲気で、小慣れたヴィンテージライクな着こなしができること。
デメリットとしては自分の体にあった色落ちやダメージ等は期待できないといったところでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
デニムって一言で言っても結構奥深いですよね。
私も昔からデニムは大好きで、今はYAECA(ヤエカ)というドメスティックブランドのものを気に入ってよく着用しています。
またユニクロ等のデニムもよくできていて、あの価格であのクオリティは本当すごいと思いますし、実際に私も購入することも少なくありません。
でも基本パンツばかりでデニムジャケット等は挑戦したことないので、今年は試してみようかなーと考えています。
きっとその時リジッドにするか、ワンウォッシュにするか、ダメージ加工のものにするか迷うんだろうな。(笑)